コピーライター糸井重里氏(71)が、新型コロナウイルスをめぐる世論に対する「つらい」心境を吐露したツイートが、ネット上で賛否を呼んでいる。

糸井氏は9日、ツイッターを更新。「わかったことがある」と書き出し、「新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ」(原文ママ)とつづった。

このツイートに、「激しく同意です!!!!未曾有の事態なのに最高の結果を期待するのは正直難しい。その中でいかに生きるかが問われているかと」「ホント、そう思います。批判ばかりでウンザリです…」「本当にその通りですね!敵はコロナです。人ではない」といった賛同の声も多数寄せられた。

一方で、反論も少なくない。「責め立てる?悲鳴です。このままでは野垂れ死にしかないという悲鳴です」「殆どの人は、政府のやり方に怒って責めてるのに、誰かが誰かを…と、ぼやかして綺麗事にしてるだけ」「この呟きもまた、痛みに耐えられず声をあげる人たちのことを遠回しに責め立てることになる。それを感じるのがつらいのだ」といった声が上がっている。