尾道3部作と呼ばれる映画「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などで知られる映画監督の大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)さんが、肺がんのため、10日午後7時23分、東京・世田谷の自宅で亡くなった。

「カメラを止めるな!」で知られる上田慎一郎監督は自身のツイッターを更新し「『ハウス』を観て映画ってこんなに自由なのかと衝撃を受けた。カメ止めを観て頂いた時はぎっしり手書きの感想を書いて送ってくださった。初めてお会いした時は『いいパジャマを着なさい。妻にだけ見せるおしゃれだからね』という言葉をもらった。大林宣彦監督。唯一無二の方でした。ご冥福をお祈りします」と大林さんとの思い出とともに追悼メッセージをつづった。