ワーナーが米で新動画配信 ジブリ作品など目玉に

米通信大手AT&T傘下のワーナーメディアは27日、米国で新たな動画配信サービス「HBOマックス」を始めた。有料テレビのHBOの人気シリーズや映画のワーナー・ブラザースに加え、日本のスタジオジブリの作品を目玉に位置付けた。

米国での動画配信サービスを巡っては、世界的に利用者を増やした米ネットフリックスに対抗し、米ウォルト・ディズニーが昨年11月に開始。米アップルも参入し、契約者の獲得競争が激しくなっている。

HBOマックスの配信動画は、NBCテレビで放送された人気番組「フレンズ」を含む。ジブリ作品は、日本アニメ映画の巨匠、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」など。ネットフリックスは今年2月、日米とカナダを除く世界で、ジブリ作品の配信を始めた。

HBOマックスは月額14・99ドル(約1600円)。ネットフリックス(8・99~15・99ドル)やディズニー(6・99ドル)、アップル(4・99ドル)に比べ、やや高めの設定だ。

ワーナーメディア幹部は米メディアの取材に、新型コロナウイルスに伴い、外出を控えて過ごす「巣ごもり需要」が高まっていることに言及。「全体的にかなり強気だ」と述べ、新たな動画サービスに自信を示した。(共同)