米ニューヨークと日本を行き来して活動する、お笑いタレント渡辺直美(32)が、米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官に押さえつけられて死亡した事件をめぐって発生している暴動で、なじみの店などが破壊されたショックをつづった。

渡辺は3日、インスタグラムのストーリーズを更新。以前住んでいたというニューヨーク市マンハッタンの地区「SOHO」でも店舗などが破壊や略奪行為の被害を受けたことを報道で知り、「本当に悲しくなりました」とつづった。

「英語が出来ない私を差別せず、いつも優しくしてくれた店員さん達が働いているお店が、そしてお世話になっていたAppleStoreがボロボロになっていく動画を見て、ショックを受けました」とし、「私は過激で暴徒化した抗議には賛成できません」と訴えた。

続けて、「人種対人種じゃないです。みんな対レイシストです。知らないこと、分からない事で知らずに人を傷つけた事もありました。でもそこから自分で調べて、感じて、経験して未来を変える事は出来ると信じています。そして優しく愛を持って共有する事もできます。最終的な想いは一緒なのに、暴言を吐いてお互いを責め合うのは辞めましょう」と呼びかけ、「非常に繊細な問題ですが、私は自分で考えて向き合い、愛を持った行動ができる人間になれる様に日々努力したいと思います」とつづった。