5月12日から間質性肺炎の治療のため休養していたお笑いコンビ「メッセンジャー」のあいはら(50)が3日、自身のYouTubeチャンネル「メッセンジャーあいはらのパララジオ」に出演し、仕事復帰した。

冒頭で「どうもみなさん、ご心配かけました。メッセンジャーあいはらです。帰ってまいりましてご心配かけまして、たくさんお便りもいただいて、声も届いておりました」とあいさつ。

5月上旬に体調不良を訴え、大阪市内の病院で検査を受け、間質性肺炎と診断された。同29日に退院。新型コロナウイルスのPCR検査も2回受けたが、いずれも陰性だったという。あいはらは「3週間入院したんですけど、これでも2週間早かった」と明かした。

この日の放送では、「実際の話、本調子でない。病気自体は順調に治ってるんですけど、肺炎というのはステロイド治療があって、その量をだんだん減らしていくんですけど、まだ相当な数量を体に入れてるので、抵抗力があまり強くない」とも話した。

酸素計で、通常96あたりが正常値が、あいはらは86だったという。その後、酸素値がどんどん下がり、麻酔で記憶がなくなった。

どんどん呼吸が下回り「いよいよまずいぞと。嫁には『覚悟してくれ』と。家族集めておいてって」という状態に。ICUで人工呼吸器をつけた患者20人ほどの中で、最も重症患者だったという。

正式な病名は「過敏性肺炎」。入院生活を振り返り、あいはらは「神様から生かしていただいた命と言っても過言ではない」と感謝。「来週からは(番組を)よりおもしろくできるよう頑張ります」と意気込んだ。