お笑いコンビ、和牛がMCを務めるアプリ「クックパッドライブ」の番組「和牛キッチン-川西シェフと助手水田-」のレシピ本が20日に発売されることになり、発表会見が4日、リモートで行われた。

元プロの料理人の水田信二(40)が、料理初心者の川西賢志郎(36)のアシスタントになり、2人で料理を完成させる。過去に配信された67回の中から、レシピ63品を紹介している。

この日、会見前に生配信を行った2人は時間を大幅にオーバーして、25分遅れで会見がスタート。川西は「いつも40分くらいで作り終えて、それから食べるんですが、今日は久しぶりでめちゃくちゃでしたね」と振り返った。

番組開始から2年間、川西の料理の成長について、水田は「成長の速度が速すぎ。2年分、しっかり上達している」。川西は「今は家にいる時間が長いから、お料理作っています。相方は元々、料理人なんでサポートは抜群。そこは言うことない。ただ、助手専用のシェフの汗ふきを全然、使ってくれない」と話した。

今後について、水田は「僕としてはシェフに上達してもらって、(『料理の鉄人』和の達人の)道場六三郎さんと対戦させたい」。川西は「いつかハワイで、このチャンネル生配信できへんかな」。水田は「ハワイの食材使ってね」と応じた。

川西は「でも本当は、ハワイに行きたい。空港出たところで(芸能リポーターの)井上公造さんに取材されたい」。水田「できれば友達2人ずつ連れて行けたら」と笑った。

番組では川西が料理を作っている時に腕に浮き出る血管がクローズアップされる「血管タイム」が人気を集めている。川西は「自分でも気がついていないギャグを、視聴者側が拾い上げてくださった。感謝しています。水田の『腕毛タイム』もあったんですけどね」。水田は「気分悪いですという声があってなくなりました。今はきれいに剃っています」とぼやいた。

本のできについて、水田は「写真がきれいで、レシピが分かりやすいですね」。川西は番組開始からの2年間を振り返って「やっぱり単純に、お料理は楽しいですよ。東京へ来てから自炊することなかったんですよ。でも、さっきまでルミネで漫才やっていたのに、今大根炒めてるやん、ってアクセントになっています」。水田は「ボケたり、突っ込んだりしながら、本分のお笑いを忘れずに楽しくやれている。安倍首相のまねとかしながら」と話した。