女優の土屋太鳳(25)が、日本の政治に関心を持って注目し始めたことを明かすとともに、「でもそれって、どうなんだろう…」と複雑な思いをつづった。

土屋は5日、インスタグラムを更新し、「いろいろな問題が報道されています。SNSのこと、差別や区別のこと」と、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷や、人種差別問題に言及。「ここから先の未来の中で、今の時間が『あの時は〇〇だった』と語られる時が来るけれど、どうかその〇〇のなかに入る言葉が前向きであることを心から祈ります。でも本当は祈るだけじゃだめなんだとも思います。だけどこの自粛期間に私が痛感したのは自分は25年、世界の中で生きてきたのに世界のことはもちろん、日本のこともあまりにも知らなさすぎるということでした」と自省した。

「今までも毎日政治は行われてきたのに自分が住んでいる場所の政治に関わる方々の会見をこんなに毎日観たのは生まれて初めてです」と記し、最近になって政治に注目するようになったことをうかがわせた。

一方で「でもそれって、どうなんだろう…」と続け、「たとえば何かの問題に対して感じることがあってもその感情が問題の根っことずれてるかもしれないし 正しいと思ったことがいつの間にか別の数のパワーになってしまうかもしれない」と懸念を示した。

「だから私は今すごく、勉強とか教育って本当に大切なんだなと思います」と、述べた。