演歌歌手三山ひろし(39)が4日、都内で、岐阜・山県市ふるさと大使任命式に出席した。

同市は03年4月、山県郡高富町、伊自良村、美山町が合併して誕生。紅白出場前から同市をコンサートで訪ねており、“三山”と“美山”の縁もあることから、地元の熱いオファーに応えるかたちで実現した。同市のふるさと大使は三山が初。

「紅白に出る前からコンサートで訪ねて、下積み時代を支えていただきました。新しいふるさとが出来ました」と喜びを語った。また、「共通も多いんです。名前もそうですけど、僕が使っているけん玉は山形県産なので“やまがた”つながりです」と笑った。「これまでは歌で恩返ししかできなかったけど、これからはPRできる権利を頂いたので、胸を張ってPRして、恩返しをしていきたいです」と語った。

ふるさと大使任命を機に「仕事しか訪ねていないので散策をしたいです。自然がたくさんあって風光明媚(めいび)なので、自然に触れたり、名産品を楽しみたいです」と笑顔を浮かべた。

新型コロナウイルスの影響で約3カ月間、コンサートができていない。「ずっと家にいるのは15年ぶりくらいかもしれません」。おうち時間は「掃除をしたり、プラモデルを作ったり、カブトムシの世話をしたり、包丁を研いだり、けん玉を練習したりで、意外と忙しくしていました。暇ではなかったです」という。また、「市川由紀乃さんとコラボした『除菌音頭』をYouTubeにあげました。自分がコロナにかからないのと同時に移さないためにも、手洗い、うがいをしましょう!」と訴えた。