20日から放送が再開する俳優織田裕二(52)主演でHey!Say!JUMP中島裕翔(26)とバディを組む、フジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の取材会が13日、都内で行われた。新型コロナウイルスの影響で撮影、放送が中断していた。20日に放送済みの第1、2話合体特別版、27日に第3話が放送される。

織田は勝つためなら手段をも選ばないエリート弁護士・甲斐正午、中島はバディを組む天才ニセ弁護士・鈴木大輔を演じている。4月上旬に撮影が中止となって、6月に再開。2カ月の中断を織田は「シーズン1からシーズン2までは1年半ありましたから、2カ月くらいでは、そんなに変わったところはない」。中島は「新しい撮影様式を理解するために説明会があって、最初は撮影がない人も見学しました」と振り返った。

後藤博幸プロデューサーは「再開に当たっては、何よりも安全面、健康面を最優先しました。スタッフはマスクとフェースガード、キャストの皆さんも本番の前まではシールドで区切ってソーシャルディスタンスを取って万全の体制を取っています」と説明した。

織田は「まぁ、疲れますよね。余計なものと戦わなければいけないけど、それは働いている人はみんな同じ。正しく恐れる必要があるんだろうな。ただ芝居は別。ラブシーン、ベッドシーンとか、そこは遠慮なくやる。配慮してくれて、余裕を持ってやっているので疲れる前にガッとやる、免疫力を高めて頑張っています」と話した。

新木優子(26)演じるパラリーガルの聖沢真琴との恋の行方も気になる大輔役の中島は「ロマンスの面では、大人の不思議な人間関係も出てくる。刺激的で、今までにないプライベートな面も出てくる」。織田は「ちょっと、これ日本で放送していいのかなというくらい、攻めている部分もあります」と笑った。

中島が「2月に撮影に入って、今年はずっと『SUITS』ですね。(Hey!Say!JUMPの)メンバーからも『一年中、織田裕二さんと一緒だろ』と言われてます」と笑うと、織田は「嫌なの?」とツッコミ。中島は「シーズン1より“密な”チーム枠がある。空き時間に、ずっと織田さんと話をさせてもらって、甲斐と大輔の関係性にも、それが出てくるんじゃないかと思う」と自信を見せた。

織田は「タイトルを『アロハ』に変えてもらいたい(笑い)。真夏に暑苦しいスーツ姿でご容赦ください。季節感をどうするかだけど、ある意味無視するしかない。あとは天に任せます」と笑った。