アルピニストの野口健氏(46)が、政府が進める観光支援策「Go To キャンペーン」について、「政府による『コロナ収束宣言』と捉えていいのだろうか?」と疑問をつぶやいた。

野口氏は14日、ツイッターを更新。東京を中心に全国に感染確認が広がる中、同キャンペーンは22日から開始されるが、菅義偉官房長官が開始延期について「全く考えていない」と述べたことに、「『全く』という表現をあえて使われた事に驚き半分、残りの半分は政府のコロナ対策への姿勢に対しこの一言が象徴しているのだろうと、ある意味とてもストレートに僕には伝わってきた。これまで今一つ分かり難かった国のスタンスがこの一言により明確に伝わった瞬間ではないか」と私見を述べた。

続くツイートで「僕の記憶によればGOTOキャンペーンに対し春頃『新型コロナが収束した後に国内旅行を盛り上げる為のキャンペーン』と政府が説明していたような」と、当初はコロナ収束後に実施するとしていたことに触れ、「つまり政府からすればコロナは収束したのだと。GOTOキャンペーンは政府による『コロナ収束宣言』と捉えていいのだろうか?」と疑問を投げかけた。