日本テレビ系ドラマ「ハケンの品格」(水曜午後10時)の15日放送の第5話平均世帯視聴率が13・1%(関東地区世帯)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は14・2%、第2話は11・9%、第3話は11・9%、第4話は12・7だった。

07年に篠原涼子が主演した人気ドラマシリーズ。完璧に仕事をこなしつつ、人間関係ではひとくせある最強派遣社員・大前春子の人間模様が描かれる。13年ぶりに復活した本作でも、大泉洋演じる東海林武や小泉孝太郎演じる里中賢介、勝地涼演じる浅野務といった食品商社S&Fで働くおなじみの正社員メンバーは健在。新たに塚地武雅が営業事業部部長の宇野一平、吉谷彩子と山本舞香が派遣社員の福岡亜紀、千葉小夏をそれぞれ演じる。また新入社員の三田貴士と井手裕太郎をジャニーズJr.のTravis Japan中村海人と杉野遥亮がそれぞれ演じる。

第5話は、東海林が13年ぶりに東京本社に戻ってくる。春子のことが気になる東海林だったが、春子は彼をハエ呼ばわりする。東海林は、北海道でおいしく痩せると評判のお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようと、ダイエット効果を証明するデータと、100人の女性たちのアンケートを持って帰ってきていた。 しかし、雑誌の取材をきっかけに、ダイエット効果のデータ改ざんが疑われ、栄養学の教授のお墨付きも怪しくなっていく。そして検査分析士の資格を持つ春子が検査する。

この件で、東海林は謝罪会見にまで追い込まれる。アンケートは実際に行われ、偽りがなかったが、宇野部長(塚地武雅)は証拠隠滅のため処分を命じる。東海林のアンケートへの思いを知る里中は、それらがシュレッダーにかけられたと知ってがくぜんとする。

そんな中、北海道から「黒豆ビスコッティ」を作る小さな工場の社長が上京。春子は「このままだと工場がつぶれそうだからと飛んできた」と聞かされ、立ち上がる。