タレントのコロッケ(60)、元AKB48の河西智美(28)宮沢佐江(29)が5日、都内で、新たな配信ライブ「MIRROR-E-STAGE(ミライステージ)」開演にあたり、取材に応じた。

新たなライブ配信プラットファーム「Thumva(サムバ)」によるライブステージ。コロッケがプロデュースするものまねなどを中心とした「CROKET MIMIC TOKYO」のメンバーと、ホリプロに所属するAKBグループの現役、OGメンバーなどを中心に歌やトークを展開するものとなっている。

新たなライブシステムについてコロッケは「コロナの影響で頓挫してしまっていることがたくさんあります。エンタメ界の方でも何かできないかと悩みまして、皆さんに少しでも笑顔になっていただこう、少しでも喜んでいただこう」と経緯を説明。

そして「みなさん喜んでいただけることをいろいろお届けできると思います。早くコロナが終息していろんな形でエンタメ界が羽ばたいていけるように、まずはここからホリプロさんとミミックと合体してがんばっていきます」と決意を表明した。

河西と宮沢はともにAKB48の2期生で、チームKに所属していた。この日は、公開リハーサルで「ごめんねジュエル」を歌唱。

河西は「本当は、私と宮沢はこの期間中に本番のミュージカルを迎えているはずだった。でもコロナの期間、中止になった。今(舞台に)出られない子たちも、私達の後輩だったり仲間とかホリプロ以外の人達も巻き込んでミライステージを盛り上げていきたい」。

コロッケから「え、ちゃんと考えている」と感心されると、河西は「意外と私ちゃんと考えている。これ(パーテーション)越しにちゃんと感じてください」と笑わせた。

宮沢も「エンターテインメントがたくさんの方に笑顔を届けて幸せを届けるものだと私もずっと教わってきた。そのエンタメが好きでこの世界にいるので、会えないって言うのはすごく残念なんですけど、配信越しでその奥にいる方達にメッセージを私達が先頭切って伝えられたらいいな」と思いを口にした。再びコロッケに「ちゃんと考えている」と言われると宮沢は「セリフじゃないよ。自分で思ったこと伝えたよ」と笑顔で返した。

デビュー40周年で多くのコンサートや舞台が中止となっているというコロッケは、コロナや地元熊本で水害にあった方々を挙げて「少しでも配信で喜んでいただけるものをお届けできたら」と呼び掛けた。

同ライブは月に数回の開催を予定しており、次回は未定。