俳優織田裕二(52)主演のフジテレビの連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の第5話が10日、放送される。

「SUITS/スーツ2」は全米メガヒットドラマ「SUITS」のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔役を中島裕翔(27)が演じる。

第5話では、甲斐(織田)は「コースタル・モーターズ」の自動車に乗っていた運転手が事故死した裁判で勝訴した。だが、同社の自動車に欠陥があったことを示す社内メモが見つかったことで窮地に立たされた。甲斐自身はメモの存在すら知らなかったが、甲斐に強烈な敵愾心(てきがいしん)を抱く弁護士富樫(高嶋政宏)は、甲斐を徹底的に追及することを宣言する。

この件を知った上杉(吉田鋼太郎)は、今こそ団結して事務所を守るべきだと主張し、甲斐のために優秀な弁護士・副島絵美里(清水ミチコ)を連れてくる。だが、早急かつ、秘密裏に和解を進めるべきだと提案する副島に、反発する甲斐。チカ(鈴木保奈美)は、そんな甲斐を制して副島を雇うことに。一方、甲斐の秘書の玉井(中村アン)は、コースタル訴訟の資料の中から問題になっている社内メモを発見し、そこには玉井のサインもあった。思いつめた表情でシュレッダーの前に立つ玉井のもとへやってきた大輔(中島裕翔)は、彼女が持っていたファイルに違和感を感じる。

そんな折、プロモーターの星川卓郎(田中要次)が、天才テニス少年とうわさされる高山雄哉(高橋優斗)を伴って甲斐を訪ねてくる。雄哉は、プロ入りに反対する父親と、法的に親子の縁を切りたいのだという。甲斐は、この案件を大輔に任せることにする。