新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する中、福岡での連夜の飲み会出席が週刊誌に報じられた俳優石田純一(66)が6日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」に生出演した。出張について「批判はしっかり受けたい」と語った一方で、発言内容については「まったく言っていないことを書かれて困っている。ハメられたっぽい。簡単に言うと怒っています」と話した。

石田は、7月18日から5日間にわたり仕事で福岡に出張し、スポンサーなどとゴルフや宴会をしていた様子が報じられた。会食で知り合った20代女性をホテルに“お持ち帰り”した疑惑も伝えられている。

石田は「100%仕事で行った福岡でした。仕事内容は営業です。宴会ではなく、食事で静かに飲んでいた」と説明。週刊誌記者に「なぜ行動を変えないのか」と聞かれて「コロナにかかっているからうつさない」と答えたとする記事内容に「言うわけないじゃないですか。イメージで記事を作りたい人がいるんでしょう。お金になるということで」と話した。

斉藤キャスターから「ビジネスパートナーとの懇親は大切だが、今やるべきことなのか」と問われると「そこですよね。妻とも意見が対立しているところ」。その上で「生活していく基盤として、イベントや芸能人としての営業は生命線。そこだけはきっちりやらせてもらいます。それに対する批判はしっかり受けたい」と話した。

石田は、政府による緊急事態宣言下だった4月10日に仕事で沖縄を訪れ、スポンサーなどと会食やゴルフを行った後、体調不良となり、帰京後に入院。PCR検査で陽性が判明した。退院後の5月末にも、都内で5~6人の男女と食事会を行い、マスクをせずに泥酔して歩く様子が報じられた。