日本テレビ系で放送される「第40回高校生クイズ」の開催が決定し、乃木坂46が番組初となる5年連続番組メインサポーターに就任することが11日、分かった。新型コロナウイルスの影響で、今夏の開催を見送っていたが、今年は「地頭力」をテーマに、11月に開催されることがこの日、発表された。

5年連続の大役に、秋元真夏(26)は「5年前を思うと、私たち乃木坂46のメンバーも変わっていますし、当時の高校生たちも大学生、社会人になっていて…そう考えるととても長い月日を『高校生クイズ』と共に過ごしてきたことを実感します」。そして「1年に1度の『高校生クイズ』が、私にとっての恒例行事にもなっているので、毎年常に楽しみです」と明かした。

乃木坂46のパフォーマンスも「ライブ配信」されるほか、生電話イベントなどの企画も用意されている。齋藤飛鳥(22)は「応援の一環として毎年曲を披露させていただくのですが、たまたま自分がセンターの曲と『高校生クイズ』の時期がかぶることが多く、そういった意味でも毎年思い出に残るイベントです」と同番組への思いを口にした。

今年は、11日にエントリーを開始し、11月3日に全国一斉スマホ予選を実施。3人1チームのシステムは変わらないが、3人がそれぞれのスマートフォンで回答できる形態になる。

同15日には全国大会1回戦として初めて「オンライン大会」として開催。同21、22日に開かれる全国大会の2回戦から決勝は状況に応じて対応するという。スマホによる「ライブ配信」やPCによるオンライン収録を活用し、今年ならではの3密を回避した安全な形で実施されることとなった。

新たな形のスタートとなるが、遠藤さくら(18)は「リモート形式が初めてでどうなるかわからないですが、画面を通してでもわたしたちの熱い応援が届けられればいいなと思っていますので精いっぱい頑張りたいです」と話している。

スタジオ収録には初参加という賀喜遥香(19)は「これまでの夏はお祭りとかプールとか夏期講習とか『思い出の渋滞』でしたが、今年は夏の思い出作りもなかなか難しくなっていると思います。秋は団結してみんなで燃えて何かをやり遂げる、というのはなかなかなかったので、今年は秋に燃えたいですね!」と力強く訴えた。

高山一実(26)は「最近学生の頃の友達と『脱出ゲーム』や『謎解きゲーム』に参加したりするんですが、そこで初めて友達がクイズが得意だったことに気づいて…もっと早く知っていたら絶対『高校生クイズ』に参加してたのに!って悔しくて…(笑い)。秋の開催にはなりましたが、誰でもどこからでも参加できるリモート形式の大会ですので、大人になってから後悔しないよう、ぜひ気軽な気持ちで参加してほしいです」と後悔を明かしつつ、呼び掛けた。

最後に久保史緒里(19)は高校生に向けて「やりたかったこと、学校の行事などがなくなってしまった方々が多いと思うんですけど、高校生クイズは誰でも、スマホで簡単に3人1組で参加ができるので、ぜひこの機会にちょっとでも興味を持ったら挑戦していただきたいなと思いますし、この思い出が一生の思い出に変わる瞬間がきっと訪れると思うので、ぜひ参加してほしいなと思います。我々もしっかり応援したいなと思っています」とした。

総合司会は10年連続で、同局の桝太一アナウンサー(38)が務める。