元TOKIOの山口達也容疑者(48)が22日、酒を飲んでバイクを運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、警視庁に現行犯逮捕された。

18年4月には、飲酒して女子高生に無理やりキスをするなどしたとして強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検され(起訴猶予処分)、ジャニーズ事務所を契約解除になったが、再びアルコールで過ちを犯してしまった。わずかに残されていたTOKIO復帰への道も、完全に絶たれた。

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◆呼気濃度 道交法違反の酒気帯び運転と見なされる呼気濃度の基準値は1リットルあたり0・15ミリグラム以上。トヨタ自動車の「トヨタ交通安全センター」では飲酒運転の危険を啓発している。同社の講習プログラムによると、1リットルあたりの呼気濃度0・5~1ミリグラム(山口容疑者からは0・7ミリグラムのアルコール濃度が検出)の場合、酩酊(めいてい)状態で感情や運動をつかさどる脳の機能が低下するため、感情の起伏が激しくなったり、千鳥足になったりする状態だという。