元ラグビー日本代表キャプテンで実業家の広瀬俊朗氏(38)が、10月から日本テレビ系「news zero」(月~木曜午後11時、金曜午後11時30分)の木曜パートナーに就任することが22日、わかった。

フリーアナウンサーの有働由美子(51)がキャスターを務め、「ニュースを『じぶんごと』に」をコンセプトとした夜の報道番組。

木曜パートナーはこれまで週替わり、月替わりでその道のプロフェッショナルが出演していた。広瀬氏は昨年10月31日と、今年3月に3週続けて出演経験があり、その際のアスリート目線、実業家目線でのコメントが好評だった。

今回、木曜パートナーを固定枠として、広瀬氏が満を持して就任することが決定。

有働キャスターとは大阪府立北野高の先輩後輩関係で、月曜キャスターを務める嵐の櫻井翔(38)とは慶大時代の同級生という縁もある。

広瀬氏は「木曜パートナーのお話を頂いて、わぁ、そんなことになったのだな…と驚きました。3月の出演時よりも、さらに責任も増しますし、もっと自分らしさを出せればいいなと楽しみにしています」とコメント。有働キャスターについては「3月に出演させていただいた際、安心感があって、本当に心強かったです。自然体でかつ、楽しんでいらっしゃるところがすてきなので、自分もそのようになれたらいいなと感じています」。櫻井については「いつ、(木曜パートナー就任の)報告をしようかと。今までファン目線で見ていたので、これからは出演者目線で櫻井さんのコメントなどを勉強していきたいと思います」と話した。

そして「ニュースをただ聞くだけでなく、アクションにつなげることが大事かと思っています。何かを見たり、誰かと話したりするようなきっかけにつながるよう、お伝えできたらうれしいです」と意気込んだ。

有働キャスターは「新型コロナウイルス感染症が広がり、東京五輪・パラリンピックが開催延期となった2020年。閉塞(へいそく)感すら覚えるこういう時代だからこそ、リーダーの言葉、引っ張っていく人の言葉を、多くの人がほしがっていると思うんです。そんな中で繊細さと大胆さを兼ね備えた広瀬さんは、幅広い層へ届く言葉を持ってらっしゃると思います。だからこそ思いっきりご自身の言葉で発信してほしいです」と期待した。一方で「でも、“広瀬くん”は高校の後輩なんで…アドリブやムチャぶり、手加減せえへんで!」とちゃめっ気たっぷりに語った。