新垣結衣(32)が主演を務め、16年に大ヒットしたTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が、21年の正月に新春スペシャルドラマとして放送されることが決まった。この日放送の「ぴったんこカン・カン」(金曜午後8時)の中で発表された。

同番組にはこの日、新垣のほか、星野源(39)、藤井隆(48)、古田新太(54)と「逃げる-」のキャストが出演。

番組の最後の重大発表として新垣と星野が声をそろえて発表した。

藤井は初耳だったそうで、「聞いてな~い」と少し複雑な様子。「2時間スペシャル?」と聞くと星野は「2時間スペシャルですね。たぶん。知らないことが多すぎて」と答えた。

古田はマネジャーから聞いていたということが発覚すると藤井は「オファーいってるやん」と少しふてくされた表情をみせて笑わせた。

同ドラマは新垣演じる森山みくりが、星野演じる津崎平匡と「仕事」として契約結婚するも、徐々にお互いを意識し出すラブコメディー。連続ドラマは回を重ねるごとに視聴率が右肩上がりで、最終回では世帯平均視聴率20・8%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

エンディングでキャストが踊る「恋ダンス」をまねした動画が数多くSNS上のアップされるなど、社会現象にもなった。

また、コロナ禍の今年5月に、未公開シーンなどを加えた「逃げるは恥だが役に立つムズキュン!特別編」が放送されると、ツイッターのトレンド上位に関連ワードが入ったように、SNS上を中心に根強い人気が明らかになった。

今回のスペシャルドラマでは契約結婚から生まれた恋を経て、みくりと平匡がついに本当の“結婚”を決めた連続ドラマのその後が描かれる。