米映画「ジョーカー」(19年)でアカデミー賞主演男優賞に輝いた俳優ホアキン・フェニックス(45)の婚約者で女優のルーニー・マーラ(35)が、第1子となる男の子を出産したことが明らかになった。

米Usウィークリー誌などが報じたもので、フェニックスが製作総指揮を務めたドキュメンタリー映画「グンダ」が上映されたチューリヒ映画祭に出席したロシア人のヴィクトル・コサコフスキー監督が、フェニックスが同映画祭を欠席した理由について「赤ちゃんが生まれたんだ。美しい男の子で、名前はリヴァーだよ」と明かしたという。

リヴァーという名前は、1993年に23歳の若さで薬物の過剰摂取で亡くなった兄で俳優のリヴァー・フェニックスさんからとったものと思われる。フェニックスはリヴァーさんがナイトクラブで倒れた際に現場に居合わせ、救急要請を行ったと言われている。

フェニックスとマーラは、映画「her/世界でひとつの彼女」(13年)で共演し、その後16年に「マグダラのマリア」で再び共演したことで急接近して交際をスタート。昨年5月に大きなダイヤの婚約指輪をはめたマーラの姿が目撃され、その直後に妊娠が発覚していた。2人はプライベートについてほとんど明かさず、外出することもあまりないため、出産時期などは明らかになっていない。

また、2人からは第1子誕生についてのコメントも発表されていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)