2019年に公開されたウォルト・ディズニーの実写版「ライオン・キング」の続編が製作されることが決まった。アカデミー賞脚色賞を受賞した映画「ムーンライト」(16年)を手掛けたバリー・ジェンキス監督(40)がメガホンを取るという。実写版「ライオン・キング」は94年に公開されたアニメ映画のフルCGによるリメイクで、昨年公開された作品の中で「アベンジャーズ/エンドゲーム」に次ぐ5憶4363万ドル(約598億円)を超える興行を記録する大ヒットとなった。アニメ版は続編やスピンオフが製作されているが、実写版の続編は完全なオリジナル作品になるという。

ジェンキンス監督は「私は90年代に姉の2人の幼い子どもたちの面倒を見るのを手伝っていたので、ライオン・キングのキャラクターと共に成長しました。ディズニーと共に友情や愛、伝説の壮大な物語を拡大していくという夢がかなった」とコメントを発表している。1作目は歌手ビヨンセが声優として参加しているが、続編の声優や公開予定日など詳細は明らかにされていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)