米女優ジェニファー・アニストン(51)が、数年前に女優業を引退することを考えていたことを明かした。

俳優ジェイソン・ベイトマンらが司会を務めるポッドキャストに出演したアニストンは、名前は明かさなかったが、2年前にある作品で疲れ果てた経験をした後、演じることを本当に辞めようとしたと語った。「完全に活力を吸い取られたの。(また)女優業に興味を持てるのかもわからない感じで、もう2度とやらないっていつも言ってたわ」とアニストン。しかし、踏みとどまって女優を続けたアニストンはその後、昨年11月からAppleTV+で配信が始まったドラマ「ザ・モーニング・ショー」に出演し、全米俳優組合(SAG)賞を受賞し、エミー賞とゴールデン・グローブ賞にもノミネートを果たした。

どの作品だったのかは不明だが、「もし女優を辞めていたら?」と問われたアニストンは第2の人生はインテリアデザイナーになっていたと思うと答えている。女優としては代表作として知られるドラマ「フレンズ」のキャストが再び集結するリユニオン番組の企画が進行中だと言われており、先月行われたエミー賞授賞式でもサプライズで女優コートニー・コックスとリサ・クドリーの女性キャストが集結してファンを楽しませていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)