NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の28日に放送された第98回の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、裕一(窪田正孝)は、完成した高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」を、久志(山崎育三郎)に歌ってもらいたいと家を訪ねたが一方的に突き放された。鉄男(中村蒼)も久志を訪ね、新しい職場を見つけるように促すが聞き入れなかった。そんなある日の朝、藤丸(井上希美)が久志の姿がなくなったと古山家に息を切らしてやって来た。裕一らは闇市などを探し回ったが見つけることが出来ず。藤丸が久志の父親が1年前になくなっていたことを思い出し、福島に戻っているのかもと話すと、裕一はそのまま福島の久志の実家に向かった。久志を見つけた裕一。そこで久志は戦争中のことを周りの人たちに陰口をたたかれて、苦悩していたことを話した。