映画「アベンジャーズ」シリーズのブラック・ウィドウ役などで知られる米女優スカーレット・ヨハンソン(35)が先週末、昨年5月に婚約したコメディー俳優のコリン・ジョスト(38)と挙式したことが明らかになった。

米ピープル誌によると、2人は慈善団体ミールズ・オン・ウィールズのSNSを通じて結婚を発表したという。新型コロナウイルス感染拡大の影響で挙式はごく内輪による小規模なものだったようで、「親しい家族と愛する人たちを招いてアットホームな式を挙げたことをお知らせできるのをうれしく思います。疾病対策予防センター(CDC)の指示する感染予防対策に従って結婚式は行われました」と同慈善団体のインスタグラムを通じてコメントを発表している。

同慈善団体は経済的に困窮したり、1人暮らしをしている高齢者に食事を提供する活動をしており、結婚発表の文面の最後で「幸せなカップルの結婚を祝して寄付を考えてみて下さい」とコメントしており、2人はコロナ禍で苦しむ高齢者たちに救いの手を差し伸べる意味もあって同団体のSNSを通じて結婚を発表したようだ。

2人は2017年11月に行われたイベントでツーショットを披露して交際を公にしており、今年2月に行われたアカデミー賞授賞式でもそろって出席して婚約指輪を披露していた。ヨハンソンは08年に「デッドプール」シリーズや「名探偵ピカチュウ」(19年)で知られる俳優ライアン・レイノルズと結婚するも11年に離婚。その後、14年には仏人ジャーナリストと再婚して、長女ローズちゃん(6)をもうけているが3年後に再び離婚しており、今回が3度目の結婚となる。一方のジョストにとっては初めての結婚となった。(ロサンゼルス=千歳香奈子)