柴咲コウ(39)主演の日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(土曜午後10時)第9話が5日、放送される。

人気脚本家の遊川和彦氏のオリジナル作品。不慮の事故で25年眠り続け「体は35歳、心は10歳」として目覚めた主人公・望美(柴咲コウ)の成長物語。舞台となる1995年と2020年の間の25年間の社会変化が描かれる。

第9話では、田中哲司(54)演じる進次と、竜星涼(27)演じる引きこもりの息子・達也、心を閉ざした富田靖子(51)演じる加奈の今村家一家に新展開が生まれる。

前話で、進次は加奈に自分の本心を打ち明けて自分の今の家族をどうにかしようと奮闘。引きこもりの達也の部屋に突入し、もみ合い、取っ組み合いの大げんかに発展。馬乗りになって進次を殴りだした達也が長年ため込んだ気持ちを爆発させる。

第9話では、これまで明かされてこなかった達也の部屋が初公開される。セットの美術デザイン担当の新貝香織さんは「達也はいろんなことに興味はあるけど、実際は全部やりきれていないというキャラクターだと思った」と話し「よく見ると何かやろうと手を動かした痕跡だけは残っているという『やりかけの部屋』を表現しました」とポイントを解説した。