A.B.C-Z戸塚祥太(34)が22日、都内で、舞台「未来記の番人」(3月12日初日、東京・新橋演舞場など)の制作発表会見に出席した。

千里眼の異能を持つ忍者を演じ、刀を使った殺陣やダンスにも挑戦する。

同作は築山桂氏の同名時代小説が原作で、初の映画化となる。聖徳太子が残した「予言の書」を巡る戦いの中で、主人公の千里丸(戸塚)がさまざまな人と出会い成長していく姿を、史実を織り交ぜながらダイナミックに描く。

戸塚は初めて台本を読んだ時、刀を使った殺陣のシーンが多いことに驚き「家の中で30分くらい動くのやめました」とたじろいだ。「今の肉体でこれいけるかって自分に問い掛けてみて、今の体じゃいけないっていうことがわかった」。このままではだめだと、体力づくりをするために通販で「木刀を買いました」と明かし笑わせた。

千里眼を持つ役にちなみ、もしその能力があったら何が見たいですか、と問われると「空が見たい」と即答。「大気圏に突入するくらい肉眼で見えるのか、星は、肉眼でどこまで見れるんだろうとか、土星の輪はどれくらい見えるんだろうとか、とにかく空を見てみたい」と好奇心を膨らませ夢を語った。

最後に「日本を明るくお客さんの笑顔の源となれるように、チーム一座で団結して走り抜けられるように頑張っていきたい」と力強く話した。

同イベントには、ジャニーズJr.冨岡健翔(28)、松田悟志(42)も出席した。