NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の24日に放送された第58話の平均視聴率が17・4%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、弟のヨシヲ(倉悠貴)と10年以上ぶりの再会を果たす千代。ヨシヲは立派な若者になっていて、神戸の会社に勤めていると言う。千代はヨシヲに鶴亀家庭劇の芝居を見せると約束するが、その矢先、鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)から、鶴亀家庭劇の公演が一切中止となったと知らされる。原因は、劇場に火をつけるという脅迫電話だった。一平(成田凌)は、ヨシヲが関係しているのではないかと考え、後を追う。そしてヨシヲが仲間と会っているのを目撃する。さらに、一平と千代の前でヨシヲが堅気の人間ではないことが分かる。ヨシヲは仲間と鶴亀をつぶそうと狙っていた。千代は自分がヨシヲを変わらせるから大山社長に言うのは待ってくれと一平に頭を下げる。