菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の第7話が24日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が9・0%だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は8・8%、第3話は8・1%、第4話は8・2%、第5話は8・3%、第6話は8・4%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

第7話で親子の血のつながりがないことを知られ、空から問い詰められた碧は、それまで空に隠していた真実を語り始めた。かつて心から愛した男性がいたことやその人に裏切られたこと、死を決意して訪れた樹海で置き去りにされている小さな空に出会い、一緒に生きようと思ったことを。

碧の話を聞き、今まで以上に母娘の特別な絆を感じる空。しかし2人の間には、それまでとは違うぎこちない空気が漂うようになっていた。さらに、新作小説に取りかかっていた碧は再びスランプに悩まされた。そんな中、碧の小説「アンビリカルコード」を読んだ光(岡田健史)は、あることに気づいた。小説の内容が、空から聞いた碧と空のなれそめとそっくり同じだった。一方、空は、碧の引き出しの奥にへその緒が隠してあるのを見つけた。空は、自分が拾われた子なら、なぜへその緒があるのか、疑惑を抱き始めた。

空と光は、本当のことを知るであろう俊一郎(中村雅俊)とゴンちゃん(沢村一樹)を問いただすが、お茶を濁された。碧がなおも自分にうそをついていたことを知り憤る空は、今度こそ本当のことを聞き出すため、光と沙織(福原遥)、ゴンちゃんと俊一郎を連れて、碧の元へ向かった。打ち合わせに訪れていた漱石(川上洋平)も巻き込み、碧が空に話したくなかった衝撃の真実がついに明らかになった。

そしてその頃、疎遠になっている空からフラれることを恐れる渉(東啓介)は、ダイビングに訪れた海で、流木を集める謎の男(豊川悦司)に出会っていた。