大みそか恒例の日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」が今年は休止されることが20日、分かった。今年は6時間生放送の新お笑い特番「絶対笑って年越したい!笑う大晦日」(仮)が放送される。

同シリーズは、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日曜深夜11時25分)の年越し特番で、ダウンタウン、ココリコ、月亭方正が、さまざまな“笑いの刺客”の仕掛けに笑ってしまうと、お尻をたたかれるという構成の名物番組。

06年から15年にわたって大みそかに放送され、10年から11年連続で、民放1位の視聴率を記録するなど、大人気シリーズだ。

同局情報制作局合田伊知郎プロデューサーは、「笑ってはいけないシリーズ」について「ダウンタウンさん、月亭方正さん、ココリコさんの強靱(きょうじん)な精神力に支えられて、長年にわたり年越しの放送を続けてきました。メンバーの皆さんに甘えて、50歳を超えても毎年過酷なロケをお願いし続けてきました。スタッフ一同本当に感謝しています」と出演者への思いを明かした。

続けて「そんな笑ってはいけないも昨年大みそかの放送で15年。つきましては、これを節目に、『笑ってはいけない』を休止したいと思います。ダウンタウンさん、メンバーの皆さんには、ゆっくりお尻を休めていただきたいと思っております」と休止理由を説明した。

新番組については「今年は、“笑ってはいけない”ではなく、“笑ってもイイ大みそか”ということで、6時間笑いっぱなしになるような豪華なお笑い祭りをお届けする予定です。お尻ではなく、笑いすぎておなかが痛くなるような年越し番組にしたいと思っております。ぜひ楽しみにしていてください」とユーモアを交えて呼び掛けた。

「絶対笑って年越したい!-」は“笑いのDNA”を受け継ぎながらも、全く新しいコンセプトのお笑い特番。出演者や企画の詳細は随時発表される。「ダウンタウンのガキの使い-」のレギュラー放送について変更予定はないという。