今田耕司がMCを務める日本テレビ系「アナザースカイ」(木曜深夜0時59分)最終回が9月30日、放送され、13年の歴史に幕を閉じた。

08年10月に始まった人気紀行トーク番組。「夢の数だけ空がある」をテーマに、海外を中心としたゲストの思い入れのある土地でのロケVTRを見ながら、スタジオでゲストの人生を掘り下げいくスタイルで、「一度は出てみたい」という芸能人も多く、業界人気も高かった。

最終回は、最後の収録日の今田に密着する形で放送。放送開始当初の秘話や、当時の思いを明かした。

08年10月に今田とバレエダンサー宮尾俊太郎をMCにスタート。放送枠やタイトル、女性MCの変更を経て、今年4月に金曜午後11時から木曜深夜枠に移動し、同局河出奈都美アナと岩本乃蒼アナが週替わりで女性MCを担当。8月から元E-girls佐藤晴美が女性MCを務めた。

最終回では、宮尾や初回ゲストの村治佳織らが登場し、今田と思い出トークを繰り広げた。全667話の収録を終えた後の様子が流れ、「楽しかったですね」と充実の表情でひと言。

最後に「あなたにとってアナザースカイとは」と質問に対して「何でしょうね、僕にとってアナザースカイは良かったことしかなかった番組ですね。本当に。シンプルに良いことしかなかったですね。出会いも含め、海外にも旅行に行け、しかももてました。多少。『私アナザースカイ本当に好きなんです』って会話をコロナ前はよくしてくれました」と笑いを交えて振り返った。

続けて「視聴者の皆さんの愛があって、それがテレビ局にも代理店にも皆さんにも伝わっていったっていうのがありますから。視聴者の皆さんがいないとこんな愛される番組になっていないので。本当に感謝いたします。ありがとうございました」と感謝を繰り返し、「では、私は旅立ちます」と言い残して番組が終了した。