水谷果穂(24)が、フジテレビ系で13日スタートの連続ドラマ「ナンバ MG5」(水曜午後10時、初回15分拡大)で、ヤンキー役に初挑戦する。主演の間宮祥太朗(28)演じる難波剛が、春本ヒロ(21)演じる白百合高の同級生・島崎登を助けに行った屈指のヤンキー校・市松高1年生の広瀬マーヤを演じる。

水谷は1、2話にゲスト出演する。「お話を頂いた時は、ヤンキー役ということで、髪を染めてメークをバッチリして形から入る気満々でいたのですが(演出の)本広克行監督と、マーヤの人物像を擦り合わせているうちに、あえてヘアメークはナチュラルにすることにしました」と、役作りを振り返った。

一方で、実年齢を大きく下回る高校生を演じることについては「しかも、15歳という設定! 大丈夫かな? と思っていたのですが、周りのキャストの方も同年代の方が多く安心しました」と笑った。

マーヤは、市松高をまとめるボス最上のグループに所属し、その行動力を最上も頼りにしている。グループでは女神的存在で、男子たちの目線を独り占めし1度、目が合った男子らは目が離せないという役どころだ。水谷は「強い男を手玉に取り、賢く生きるマーヤをヤンキーという、くくりにとらわれずに表現したいです。この作品で新しい一面をお見せできればと思います!」と意気込んだ。

水谷は、19年のTBS系「凪のお暇」、NHK連続テレビ小説「なつぞら」、フジテレビ系月9ドラマ初出演となった21年「イチケイのカラス」、22年のTBS系「妻、小学生になる。」など、話題作に相次いで出演。フジテレビ系ドラマへの出演は、1年ぶりとなる。

◆水谷果穂(みずたに・かほ)1997年(平9)11月3日、静岡県生まれ。13年のテレビ東京系ドラマ「リアル脱出ゲーム 密室美少女」で女優デビュー。21年にはABCテレビ「禍話」で地上波初主演。その他に20年の「さくら」、21年「ブレイブ-群青戦記-」など映画にも出演。