3月末でフジテレビを退社して吉本興業とマネジメント契約を結んだフリーアナウンサー久代萌美(32)が18日、都内で、「2025年大阪・関西万博3年前イベント~テーマ事業『いのちの輝きプロジェクト』発表会~」の司会として出席した。フジテレビ退社後初の公の場となった。

ともに司会を務める陣内智則と現れ、「司会進行を務めます、久代萌美です」とあいさつ。陣内から「ようこそ吉本興業へ」と振られると、「よろしくお願いします」と恐縮ぎみに答えた。

吉本興業での生活にはまだ慣れていないと明かしたが、陣内から「すごく吉本も喜んでいます」と歓迎された。

3年後に迫った大阪万博に絡めて、陣内から「3年なんてあっという間ですからね。まさか3年後吉本はいるなんて思っていなかったでしょ?」と聞かれ、久代アナは「はっはっはっ」と笑いながら「それは全く思っていないです。なのであっという間です」と息ぴったりの掛け合いをみせた。

また、陣内から「さすがですね」とアナウンス技術を褒められると、「今日のために練習してきました」とコメントするなど、安定した司会ぶりを披露した。

久代アナはフジテレビ退社後の4月2日に吉本興業とマネジメント契約を結んだ。今後はアナウンサー、タレントとして幅広く活動していくという。

久代アナは12年にアナウンサーとしてフジテレビに入社。吉本所属の明石家さんまが出演する「さんまのお笑い向上委員会」の進行役を6年間務めるなどし、昨年7月にネットワーク局に異動していた。