韓国の6人組ガールズグループ、Rocket Punchが29日、東京・ラフォーレ原宿で日本初シングル「Fiore(フィオーレ)」発売記念イベントを行った。

19年8月に韓国でデビュー。日本では21年8月にミニアルバムでデビューを果たしているが、シングルリリースは初めて。イベントではミニライブも実施し、日本のファンの前で初パフォーマンスも披露した。

唯一の日本人メンバーで、高橋朱里としてAKB48でも活動した経験を持つジュリ(24)は「本当にうれしい。日本に来てすぐに梅雨が明けたので、私たちのエナジーで日本が暑くなっちゃったのかなと話していました」と笑顔で語った。

韓国では全員で共同生活を送り、お互いに韓国語や日本語を教え合っているという。他のメンバーも全員が日本語で質問に答え、スユン(20)は「3年間勉強していますが、『つ』の発音が韓国語にないので難しい」と語り、ソヒ(18)は「歌詞を見たりしながら勉強しています。ジュリも教えてくれる」と笑顔。ジュリは「私も韓国語で助けてもらったので。ラフォーレの発音も、みんなが好きな(お菓子の)アルフォートと合わせて教えました」と笑った。

メンバーは6月22日に来日し、7月中旬まで東京、大阪に滞在する。渋谷109に行ってみたかったという最年少のダヒョン(15)は、メンバーと共に同地を訪れて目標を実現させたとを明かし「ギャルたちがたくさんいて、友達になりたかったです」と無邪気な笑顔をみせた。リーダーのヨンヒ(21)とソヒは大阪滞在にも興味を示し、ソヒは「大阪城に行ってみたい」。ヨンヒは「みんなでお好み焼きを食べに行きたいです。あと、たこ焼きも」と目を輝かせた。

茨城県出身のジュリは「みんなが私の両親に会いたいらしいので、実現できるかわからないですけど、実家に連れて行ってすき焼きやギョーザとかを一緒に食べたい」と語り、メンバーも「行きたい~!」と笑顔で応じていた。

グループ名のRocket Punchには「退屈な日常に飛ばす新鮮な一発のパンチ」という意味が込められている。ラフォーレ原宿では29日から7月3日までグループの世界観などが味わえるイベント「Rocket Punch Park」を開催している。