上方落語の4代目桂米紫(51)が23日、大阪市内で独演会の取材会を行った。3月22日に大阪・サンケイホールブリーゼで「桂米紫独演会」を行う。

同ホールでの独演会は3年連続。「最初は芸歴30周年ということで、米朝師匠ゆかりのサンケイホールブリーゼで独演会をさせてもらえると喜びました。2年目は『ことしもいいんですか?』と戸惑いつつさせてもらいました。ことしは米朝師匠ゆかりの『百年目』もお届けいたします」と米紫。

1994年(平6)入門の同期には、桂吉弥、桂春蝶、桂かい枝らライバルがひしめく。「最初、吉弥君が売れて、正直ジェラシーもありました。でも、同じことをやってても仕方ない。そのとき、好きな元ビートルズのジョージ・ハリスンを思い出したんです。彼のギターと歌が好きで、レノンとマッカートニーの陰に隠れた印象ですが、俺も目立たなくても、いざという時のために力をためておこうと決めたんです」と明かした。

ハリスンのアルバム「ダーク・ホース」がお気に入り。「同期のなかでは吉弥君が本命で、僕はダーク・ホース。気負わずに落語に取り組んでいきます」と誓った。

この日は、一昨年に亡くなった大師匠桂ざこばさんの形見分けという着物と雪駄(せった)を身につけていた。