GACKT、自費で続ける卒業式ライブは「エゴ」

卒業式ライブについて語ったGACKT

 歌手のGACKT(年齢非公表)が、自費で高校の卒業式でのサプライズライブを続ける思いを明かした。

 GACKTは2006年から10年間にわたって、全国各地の高校で卒業式ライブを続けている。今年3月には千葉経済大学付属高校で行い、その模様はテレビ等でも放送された。

 GACKTは16日に更新したブログで卒業ライブについて触れた。きっかけはラジオリスナーからの一通の便りだったという。定員割れを起こしている学部の生徒から「応援してほしい」との願いを受けたGACKTだったが、敢えて「ボクが応援するのは構わないが、それが本当にオマエたちにとって意味があるのか?」と突き放し、自分たち自身で行動する大切さを訴え、「オマエたちの頑張りで、翌年の新入生の定員をオーバーすることがあれば、ボクがオマエの卒業式に花を添えてやる」と返したそうだ。

 そして見事、このリスナーは自分たちの手で目標を達成し、GACKTは約束通り卒業式に登場した。この経験で「ボクもまた多くのことを学ばせて貰った」というGACKT。卒業式で大きな感動を贈ることで「彼らの背中を押すことが出来れば、きっとその中の誰かがいずれ10年後20年後に、また新たな若者達の背中を押せるような人物になってくれるんじゃないのか・・・」という思いが芽生えた。

 卒業式ライブについてGACKTは「エゴ」と表現する。「エゴという言葉を使うのは、【ボクがやりたいからやってる】ということだからだ。誰かに褒められたいわけでも、誰かに認められたいからやってるわけでもない」との思いを明かした。

 しかし「売名行為だ」という声を受けることもあるという。それに対し「今更、ボクに売名する必要はない。あくまでも、ボクのエゴだ。アーティストとして生きている、ボクの意地でもある。いずれ燃え尽きる日が来るのなら、一つでも多く、一人のアーティストとしてやるべきことをやっておきたい。そんなボクのエゴだ」と説明した。