岸谷五朗6月舞台演出の主人公キース美術館訪問

自ら描いたイラストを手に左から岸谷五朗、平間壮一、柿沢勇人、知念里奈

 岸谷五朗(51)柿沢勇人(28)がこのほど、ミュージカル「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯」(6月6~22日、東京・日比谷シアタークリエ)の主人公キースの作品を展示する山梨・小淵沢の中村キース・ヘリング美術館を訪れた。キースは壁画や「ラディアント・ベイビー」の絵で知られる80年代ポップアートの代表的芸術家。同作は03年初演で、エイズ感染を告白し、31歳で亡くなるまでの半生を描いている。

 共演の知念里奈、平間壮一とともに作品を鑑賞したキース役の柿沢は「キースのことは世界中が知っている。近々まで生きた人物を演じるのは覚悟が必要。キースが天国で見ていても楽しんでもらえるような作品にしたい」。演出の岸谷はエイズで苦しむ子供の支援を25年前から行っているが、始めた時のシンボルがキースの絵だった。「キースの絵がなかったら、啓発の影響力がここまでなかったかもしれない。そんなキースの一生を芝居で表現できるというのは大きな恩返しなんです」と話した。【林尚之】