12日に亡くなった演出家蜷川幸雄さん(享年80)の葬儀、告別式が16日、東京・青山葬儀所で営まれ、芸能人、演劇関係者、著名人、一般のファン合わせて約1400人が参列した。
弔辞は、平幹二朗(82)大竹しのぶ(58)吉田鋼太郎(57)、小栗、藤原が読んだ。17作品に出演した平は、1度も褒めてもらえず、何とか褒め言葉を引き出したかった思い出を振り返るとともに、「シャーロック・ホームズに死なれたワトソンのように、途方に暮れています」と、心境を語った。海外で挑戦し続けてきた蜷川さんが「自分を追い込まないとだめになっちゃう」と話していたことを明かした大竹は「あなたの魂の叫びは、世界中の観客の中に、私たちの中に残っています」と呼び掛けた。
また、ロンドン、ニューヨーク、パリの劇場や、「わたしを離さないで」の原作者で、ブッカー賞受賞者のカズオ・イシグロ氏から弔電が届いた。