萩本欽一、テレビ語「バカ受け」は巨泉さんが元祖

 12日に死去した大橋巨泉さんが司会を務めた各番組の出演者たちから、悼む声が続々と上がった。巨泉さんは、共演者の魅力を引き出し、それぞれをお茶の間の人気者に押し上げた。出演者たちは司会者としての天才的な手腕に驚き、人間的な魅力にひかれていた。

 69年の日本テレビ系「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」で巨泉さんと出会った萩本欽一(75)は「僕も巨泉さんも実家がカメラ関係で『萩本商会の萩本か? 俺、よく自転車で行ってたんだよ』と話してくれた」と振り返った。番組内でコントを演じたが「演者はそれまで芸を磨くことが基本だったけど、巨泉さんは才能というものをテレビで光らせた人。バラエティーというものが誕生した時、その先頭に立ったのが巨泉さんや永六輔さんだった」。

 萩本が「欽ドン!」で使った流行語「バカ受け」は巨泉さんが元祖。「“テレビ語”を作った偉大な人だった。僕がたくさんのバラエティーを生むことが出来たのは巨泉さんのおかげです」。