ブラピ長男と対面、虐待疑惑事件以来初めて

ブラッド・ピット

 アンジェリーナ・ジョリー(41)と親権争いの最中にあるブラッド・ピット(52)が米国時間の19日、確執が報じられている長男マドックスと、自家用ジェット機内での虐待疑惑事件以来、初めて対面したことがわかった。

 ジョリーが一時的な単独親権を持つことで合意したピットは今月8日、ロス市内に所有する家でセラピストの立会いのもと、子供たちとほぼ1カ月ぶりに会った。しかし、マドックスだけはピットと会うことを拒否したと報じられていた。

 関係者らが米情報サイトTMZに明かしたところによると、2人は19日午後、セラピストの付き添いのもとで対面。2人の対面はしばらく前から計画されていたが、セラピストがタイミングを計っていたという。

 ピットは先月、自家用ジェット機内でジョリーと口論中、2人の間に割って入ったマドックスを怒鳴りつけ、身体を手で突くなどの暴行があったと報じられた。

 ロサンゼルス郡児童家庭サービス局はまだ事件について調査中で、FBIも18日、ジョリーと子供たちに事実関係を確認するため事情を聴いたと報じられている。

 ジョリーは2002年、ピットとの関係がスタートする2年前に、カンボジアからマドックスを養子縁組。ピットも2006年に、マドックスを正式に養子にしている。

 関係者らがUSウイークリー誌に語っているところによると、ピットとマドックスの関係は緊張しており、「マドックスは自分をピットの息子だとは思っていない」としている。ジョリーの関係者らによると、ジョリーはピットと離婚しても、子供たちとは家族として関係を保って欲しいと願っているという。(ニューヨーク=鹿目直子)