三田佳子、長男岳大は「立派な喪主に」/平さん通夜

平幹二朗さんの通夜に訪れた三田佳子(撮影・神戸崇利)

 22日に都内の自宅浴室で急死した俳優平幹二朗さん(享年82)の通夜が27日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 1973年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」などで共演した三田佳子(75)は、最後に会ったという11年の自身デビュー50周年公演を振り返り「頑張れ、と見に来てくださった。自分もドキドキした、とおっしゃっていた」と話した。また平さんの長男、岳大について「彼がデビューのときご一緒している。立派にお父様を送る喪主になられて、私まで息子を見ているよう。うちの子どもたちと(年齢が)ほぼ一緒なので、何とも言えない」と話した。舞台「イリアス」などで共演した俳優内野聖陽(48)は「芝居に打ち込む姿、大きな背中を常に見せてくれた。天国でも演劇の神様に肩をたたかれて、おいしいお酒を飲みながら、後輩の芝居を見てくれていると思う」と話した。