女優広瀬アリス(21)が大阪市内で日刊スポーツの取材に答え、主演映画「L-エル-」をPRした。
映画はロックバンド「Janne Da Arc」のボーカル・yasuのソロプロジェクト「Acid Black Cherry」の同名コンセプトアルバムが原作で、下山天監督が最新映像技術を駆使して制作。音楽アルバムからの実写映画化は国内初の試みだという。
物語は、広瀬演じる女性エルの波瀾万丈の一生を描き、「愛」をテーマに据えた。冒頭、エルと、古川雄輝演じるオヴェスが物語の舞台「色のない街」で星空を見上げるシーンからスタート。その後、故郷を離れ、華やかな街に足を踏み入れるエルは様々な男と出会い、別れ、やがて墜ちていくことに…。「元々ストーリーが異世界なので、割り切って演じることができました」と話すように、キャバレーのセクシーな踊り子のほか、妊婦や老婆、血まみれのシーンなど体当たりで様々な役に挑戦した。
作品は短期集中で撮影に臨み、約1カ月前にクランクアップしたばかりだ。「一生過ごしたなというのが感想です。エルの生涯を通して色々な経験ができた。今思えば新鮮でした」と振り返る。グリーン背景で撮影を行い、後で映像を合成したので、完成作品をチェックしてその美しさに驚いたという。
昨年「Acid Black Cherry」のライブツアー「L-エル-」も観たので、物語についてある程度のイメージを持って臨めた。撮影期間中に、原作者yasuに1度会ったそうだが、「お互い好きなマンガの話とかしただけ。物語の話はできなかったので、この作品の感想を聞いてみたいです」と苦笑する。
「エルは華やかでドロドロした独特の世界。キラキラした恋愛作品が多い中、純愛の新しい形を提示できたと思う。マンネリのシーンが一切ない見やすい作品に仕上がったと思います」と完成度の高さに胸を張る。
他のキャストは高橋メアリージュン、平岡祐太、前川泰之、成田凌ほか注目の若手俳優陣が出演する。25日より全国公開。