デービッド・ベッカム(41)とヴィクトリア・ベッカム(42)夫妻の三男クルス(11)が英国時間の7日、チャリティ・シングル「If Everyday Was Christmas」で歌手デビューを果たした。
英デイリー・メール紙電子版によると、ベッカムは朝食の食卓で、クルスが自分のデビュー曲が初めてラジオで流れているのを聴いている様子が映った動画をインスタグラムで公開。
動画の中では、学校の制服姿のクルスがカメラから視線をそらし、恥ずかしそうに下を向いて自分の歌に耳を傾けている間、ベッカムの「ウォー!ナイス!」という嬉しそうな声が聞こえる。
ベッカムはこの動画に、「彼にとって、これはいつもの学校前の朝じゃない。可愛い息子のクリスマスのシングル曲、そして、彼がこの曲の収益金を寄付し、英国中の子供たちを助けていることも誇りに思う」とのメッセージを添えている。
元スパイスガールズのヴィクトリアもインスタグラムで息子クルスのデビュー曲を賞賛するとともに、スパイスガールズの曲をプロデュースしたロドニー・ジャーキンス氏が、クルスのデビュー曲を手掛けたことを明かしている。
クルスは6日、人気歌手ジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウン氏とマネージメント契約を結んだと報じられた。
しかし、ツイッターでは、11歳のクルスが歌手デビューするのは早すぎるとの非難の声も多く挙がっており、英国の朝の番組の司会者ピアース・モーガン氏も、「まだ11歳なのに、これは異常な状況。クルスは学校にいるべきだ」とベッカム夫妻を非難。
一方、クルスとマネジメント契約したブラウン氏が、「彼は11歳だが、この曲で他の子供たちを助けたがっている」と反論するなど、早くも論争が勃発している。(ニューヨーク=鹿目直子)