映画007シリーズの次作品に復帰するかどうかが注目されているダニエル・クレイグ(48)だが、関係者らの間では、プロデューサーの説得により復帰する可能性が高いとみられているようだ。
クレイグは12日、ニューヨーク・シアターで上演される舞台「オセロ」が開幕。前売りチケットは10月に完売となっているが、同舞台のプロデューサーは、007シリーズのプロデューサーでもあるバーバラ・ブロッコリ氏だ。
クレイグは昨年10月、「ボンド役に復帰するぐらいなら、手首を切ったほうがましだ。今はもう、たくさん。ただ、前に進みたいだけだ」と発言し、注目を集めた。その後、あと2作品にボンド役で復帰すれば、1億5000万ドル(約172億円)を支払うというオファーが出ているとのうわさも報じられた。
内部関係者がニューヨーク・ポスト紙に明かしたところによると、クレイグは自身をシリアスな俳優として考えており、芸術的な才能を発揮したいと考えているという。「バーバラは彼の才能を高く買っている。この舞台を彼にやらせたのは、ボンド役に復帰するよう説得するためでもある」とも語っている。
同関係者によると、ブロッコリ氏は「オセロ」の上演が終了した後、クレイグに007シリーズに復帰するよう話すつもりだという。
クレイグは今年10月のインタビューで、「ボンド役を演じないとなると、すごく寂しくなると思う」と、態度に大きな変化を見せていただけに、他の関係者らも、クレイグが数年間、よりシリアスな役に挑戦した後は、ボンド役への復帰を快く引き受けるだろうとの見方を強めているようだ。(ニューヨーク=鹿目直子)