SATC第3作、ついに4人全員が出演契約サイン

 ファン待望の人気映画シリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の3作目に、主演のサラ・ジェシカ・パーカー(51)、シンシア・ニクソン(50)、クリスティン・デイヴィス(51)、キム・キャトラル(60)ら4人全員が、ついに出演契約にサインしたと報じられている。

 ニューヨークに住む4人の独身女性たちの私生活をコミカルに描き、世界的な大ヒットとなった米テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」を映画化。1作目が2008年に公開され、2作目が2010年に公開された。

 出演者らに近い内部関係者は米情報サイトRadarOnlineに、「4人全員が、3作目に出演する契約に正式にサインした。脚本も、4人全員が承認した」と明かした。撮影は来年夏よりスタート予定という。

 同関係者によると、メイン・キャラクターであるキャリー役のパーカーが脚本に問題があることを理由に、ほとんど出演を断りかけていたという。「何度も話し合いが行われた。サラは4人のキャラクターたちが今までよりも大人に描かれることに不満だったため、当初は出演しないことになっていた」と話している。

 しかし、最終的には脚本に修正がなされたという。同関係者は、「いろいろなことが非常にうまくいって、全員がハッピーだ。一緒に仕事をする日を待ち望んでいる」と語っている。

 3作目の製作についてはさまざまな臆測が流れる中、パーカーとキャトラルの不仲説が浮上するなど、否定的なムードが漂っていたこともある。しかし、パーカーは今年10月のインタビューで続編について、「常に可能性があることは間違いない」と語っていた。(ニューヨーク=鹿目直子)