「世界に一つだけの花」提供槙原敬之「心より感謝」

槙原敬之(09年8月17日撮影)

 SMAPに「世界に一つだけの花」を提供したシンガー・ソングライター槙原敬之(47)は「SMAP×SMAP」最終回のラストで5人が歌う姿を自宅のテレビで見守った。5人のラストステージを静かに見届けた後、感謝のコメントを寄せた。

 「こんなにも多くの人に愛され続けている『世界に一つだけの花』という歌が生まれたのは、あの頃の日本に“SMAP”というアイドルグループがあったからこそだと確信しています。彼らは僕のような音楽を作る者にとってのインスピレーションそのもの! 彼らと関われた幸運を心より感謝しています。メンバーそれぞれの未来が素晴らしいものであることを心よりお祈りいたします」

 槙原は、解散発表直後の8月下旬、出演したラジオ番組で「歌い継ぐのは僕らしかいない!」と同曲への強い愛着と責任感を口にした。言葉通り、11月のNHK音楽番組で同曲を披露した。その後も出演番組などで同曲を制作した当時の思いについて「彼らが歌わないとダメという感じで作りました」と明かしたこともあった。槙原が作詞・作曲を手掛けたが「歌っていても借り物。SMAPの歌を、僕が歌っている感じ」と話したこともあった。

 同曲は03年に発表され、現在までに303・8万枚を売り上げている。今週のオリコン週間ランキングも19位に入っており、今も愛され続けている。