<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
年齢を重ねたら、こういう夫婦になりたいな~。北島三郎(80)と雅子夫人(79)を見ていて、強く思いました。
北島ファミリーが東京・高尾山薬王院で豆まきを行いました。北島音楽事務所の副会長を務める雅子夫人も駆けつけました。
北島を筆頭に歌手が取材を終え、事務所の社内報用に集合写真を撮影をする時間になりました。そこで見ちゃったんです。北島の隣に雅子夫人が立ち、2人が手を握りあうのを。それがすごく自然な流れで、「何かいいなぁ~」と感じました。
撮影後、2人に話を聞きました。雅子夫人は「足元が石ばかりで(北島が)転ぶと危ないからね」。これを聞いていた北島が、感謝の言葉を口にしました。
「男というのはね、外で戦(いくさ)をしているんです。城主は北島ですが、城を守ってくれているのは嫁です。子供もしっかりと育ててくれた。時には俺よりも厳しくね」
北島は高校を卒業後、歌手を目指して北海道から裸一貫で上京しました。下宿の娘さんが、雅子さんでした。当時デビューもしていない北島との結婚に周囲から反対の声もあったといいます。北島は当時について「結婚の申し込みが多くの男性からあったんだ。その中には自分の知っている人もいたんだよ」と明かしました。
これを笑顔で聞いていた雅子夫人は「この人は、ぶれることなく真っすぐに生きる人。そこにほれて結婚をしました」とのろけました。そして「結婚をして良かった。(北島を)選んで良かった」と言うと、そのまま見つめ合いました。それはまさに映画のワンシーンのようでした。
結婚生活57年の熟年夫婦。周囲に人がいなければ、そのままキスしてしまいそうな、ホットな空気感が漂っていました。