劇場版「相棒」 6作品で観客動員1000万人突破

舞台あいさつで勢ぞろいしたキャストの面々。前列左から山口まゆ、鹿賀丈史、水谷豊、反町隆史、鈴木杏樹。後列左から片桐竜次、小野了、神保悟志、川原和久、山中崇史、橋本一監督(撮影・丹羽敏通)

 映画「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」(橋本一監督)初日舞台あいさつが11日、東京・丸の内TOEI1で行われた。

 この日は、劇場版のシリーズ累計観客動員が1000万人を突破したことが発表された。主演の水谷豊(64)は「いやぁ…1000万人って、どれくらいなんでしょう? ちょっと想像出来ないくらいの方が『相棒』に触れてらっしゃる。どうしましょう? 見てくださった皆様への感謝しかありません」と感激した。4代目相棒の反町隆史(43)は、自分の代で大台を達成したことに「本当にありがとうございます」と感謝した。

 これまで、劇場版は

 08年「相棒-劇場版-絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」(31億8000万円、370万人)

 10年「相棒-劇場版2-警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」(31億8000万円、270万人)

 14年「相棒-劇場版3- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ」(21億3000万円、172万人)

 <スピンオフ>

 09年「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」(7億7000万円、65万人)

 13年「相棒シリーズ X DAY」(13億4000万円、113万人)

(円=興行収入、人=動員)

と今作の、計6本が劇場公開されている。

 この日は、鹿賀丈史(66)山口まゆ(16)鈴木杏樹(47)川原和久(55)山中崇史(45)神保悟志(54)小野了(57)片桐竜次(69)が登壇した。【村上幸将】