浅田舞、フィギュアはクラシックバレエ強化で始めた

記者発表に出席した浅田舞とマニュエル・ルグリ(撮影・村上幸将)

 浅田舞(28)が21日、都内のフジテレビで行われた「ルグリ・ガラ~運命のバレエダンサー~」(東京文化会館で8月22日開演)記者発表に出席した。

 「ルグリ・ガラ-」は、パリ・オペラ座バレエ団エトワールを8年前に引退し、ウィーン国立バレエ団の芸術監督を務めるマニュエル・ルグリ(52)が、バレエ人生の集大成と位置付ける公演。世界初演の演目もあるという。

 ルグリの応援のために駆けつけた浅田は、フィギュアスケートは、クラシックバレエの強化のために始めたものだったと明かした。

 浅田 実はフィギュアスケートを始める前に、3歳の頃からクラシックバレエを始めまして。フィギュアスケートをクラシックバレエのために始めたんですよ。お友だちに「足首を鍛えるのにいいよ」と言われて、遊びに行ったのが(フィギュアスケートを始めた)きっかけです。

 ルグリの公演については「世界のトップダンサーの方がギュッと集結した舞台。とても、ぜいたくなものになる」と期待した。

 妹でバンクーバー五輪銀メダリストの真央さん(26)が12日に引退会見を開いたばかりだが、真央さんに関する言及はなかった。

 ルグリは「まず、この公演を多くの方にご覧いただきたいと願っています。私は、皆さんに、あまり大きな声でこれが最後になるよとは言いたくないですが、年齢を考えると、これが最後になるかもしれないし、先があるかもしれない。演目はA、Bの2種類ある。通してご覧いただきたい。どうもありがとう」とあいさつした。【村上幸将】