宮崎駿新作19年に「できるわけない」鈴木Pが否定

ニコニコ超会議で、宮崎駿監督のそっくりさん(右)との2ショット撮影を求められ、笑うスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサー(撮影・村上幸将)

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(68)が29日、千葉・幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議」で、引退を撤回して長編アニメ映画の製作を始めた宮崎駿監督(76)の新作公開時期が「19年」と伝えられたことについて「できるわけはない」と否定した。昨年のNHKのドキュメンタリー「終わらない人 宮崎駿」の中で新作を19年にも公開する可能性があると示唆する場面があった。

 鈴木氏は「昨年7月から絵コンテを書いています。20分ぶんくらい。完成時期は分かりません。タイトルは言えません」と話した。作品の内容などを聞かれると、首をかしげながら「全然、進捗(しんちょく)状況が良くない」と答えた。

 この日は約20畳の巨大な紙にジブリ映画でおなじみのキャラクター「まっくろくろすけ」を描くイベントを行った。