ディーン・フジオカ「泊まっていって」の声援に笑顔

舞台あいさつに出席したディーン・フジオカ(左)と西谷真一監督

 ディーン・フジオカ(36)が大阪市内で映画「結婚」(24日公開)の舞台あいさつに出席した。

 同作は直木賞作家井上荒野氏の同名恋愛小説を実写化した作品。多くの女性をだます天才結婚詐欺師・古海健児を演じるディーンは登壇すると「ただいま!」とあいさつ。大阪のファンからは「待ってたで~」「泊まっていって~」とお誘い? も。大阪が舞台となったNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」(15年)では五代友厚を演じ、大ブレイクしたディーンにとって大阪は思い出の地。ファンからの声援に「泊まっていきたいけど、ちょっとね」と笑顔で応じた。

 映画は「あさが来た」ででチーフ演出を務めた西谷真一監督(57)がメガホンをとった。舞台あいさつに出席した西谷監督はディーンの魅力について「男でもコロッとなる色気がある」と絶賛した。

 「あさが来た」で波瑠が演じた主人公の白岡あさの口癖は「びっくりぽん」。今作の最大の「びっくりぽん」の質問にディーンは「びっくりぽんですか? さかのぼること2015年ですよね」と懐かしそうに振り返り「(撮影中の)遊びがすごくびっくりぽんの結果がつながった。例えばちょっとあっちの公園にいってみませんかとかです」と説明した。

 最後は大阪のファンから「好きやでって言うて~」のリクエストに「好きやで!」と大サービス。客席に向かって「おおきに!」と手を振って会場を後にした。