小金沢昇司「思いながら歌う」北島三郎の金言明かす

「神楽坂ほおずき市」でミニライブを行った小金沢昇司

 演歌歌手小金沢昇司(58)が26日、東京・神楽坂の毘沙門天で行われた「神楽坂ほおずき市」でミニライブを行った。

 08年に地元商店街から「神楽坂PR大使」に任命された縁で、今回が3回目の参加。

 新曲「おまえがいたから俺がいる」や「ありがとう…感謝」など6曲を歌唱。「北島(三郎)師匠に『美空ひばりさんは七色の声を出した。歌手ならせめて三色くらい出せ』と言われた。その言葉を思いながら歌っている」と歌手としての金言を明かした。

 今年がデビュー30周年の節目。「自分で作詞作曲をした作品を出したいし、ライブも30回はやりたい。演歌でもJポップでもない、40~50代が聞くような作品を求めていきたい」と話した。

 21日に亡くなった平尾昌晃さん(享年79)には「真夜中のものがたり」(94年)を作曲してもらった。「自宅でレッスンをしてもらいました。いつも笑顔で、何かあったら鋭い目つきをされていたことを思い出します」としのんだ。